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クッションフロアは、名前のとおりクッション性がある床材です。塩化ビニル素材で作られたシート状の床材で、撥水性や防汚性の高さから、キッチンや洗面所、トイレなどの水まわりや、玄関などの汚れやすい場所を中心に、幅広く使用されています。
クッションフロアは床材として使い勝手が良いだけでなく、ニオイを吸収したり、ペットの足にやさしいなど、さまざまな機能が充実しているのをご存じでしょうか。
今回は、「クッションフロアを張り替えたいのだけど、費用や選び方がわからない」とお困りの方のために、クッションフロアの機能や張り替えについて、事例をまじえて、くわしく解説していきます。
目次
クッションフロアは多くの住宅で使用されているシート状の床材の一種で、塩化ビニルでできています。名前のとおりクッション性に優れた床材で、主流の厚さは1.8~3.5mmです。
クッションフロアは、表面の「クリア層」、模様などが印刷・加工された「プリント層」、クッション性を与える「発泡層」、床に接する「不織布」の4層からなっています。耐久性を高めた厚手のタイプは土足でも使用可能で、玄関や土間などに使われることもあります。
消臭や遮音、傷防止などの機能性を盛り込んだクッションフロアも多く、多機能な床材として人気があります。
クッションフロアには、フローリングと比較して購入費用や施工費用が安く、不慣れな方でもDIYもしやすいというメリットがあります。
また、クッションフロアの表面は塩化ビニルなので、撥水性や防汚性が高く、掃除がしやすい特徴があります。水まわりを中心に家全体に使用でき、シート状でカッターやハサミで切り取れ、加工がしやすく、部屋の床にぴったりの形で敷き詰められる点も便利です。
床材をクッションフロアにした場合の具体的なメリットについて見ていきましょう。
クッションフロアは種類が非常に豊富で、自分の好みにあったデザインを選べるというメリットがあります。
模様は印刷ですが、表面加工と組み合わせることでリアリティがある風合いを出すことも可能。フローリング風やタイル風、モルタル風などの製品があり、選択肢が多様です。
モルタルやスレートタイルなど、本物を床材にすると生活しにくくなる素材でも、よく似たクッションフロアを使用すれば、居住性とデザイン性が両立できるんですよ。
クッションフロアの表面は塩化ビニルで作られているため、耐水性、撥水性に優れています。
また、床材のつなぎ目が少ないため、水が床の基礎まで染み込みにくく、特にキッチンや洗面所などの水まわりでの使用に向いています。
トイレや脱衣所など、水濡れの可能性が高い場所にもおすすめですよ。
撥水性や防汚性に優れたクッションフロアは、フローリングやタイルカーペットでは染み込んでしまう油なども、布で簡単に拭き取ることが可能です。
中性洗剤などで汚れを落とすことができ、ワックスを掛ける必要もないので、メンテナンスが簡単なのも大きなメリットといえるでしょう。
メンテナンスがしやすく水に強いクッションフロアですが、劣化しやすい塩化ビニルという材質ならではのデメリットもあります。
クッションフロアは、表面の模様は印刷で表現されています。そのため、無垢材を使った床材などと比べると、塩化ビニル特有のテカリや質感の問題が出てしまうことがあります。
表面の凹凸やクリア層に工夫を凝らし、リアルに作られているクッションフロアも増えていますが、製品によっては、部屋全体に安っぽい印象を与えてしまうことも。せっかくの張り替えなのに、印象がチープにならないよう注意して選びたいですね。
クッションフロアはクッション性を備えた発泡層が内部にあるため、傷や凹みがつきやすいデメリットがあります。
重い家具や家電などを置くと、その形に凹んだまま元に戻らず、模様替えの時に目立ってしまうことも。
床に接着する際の接着剤も、クッションフロアの劣化を早める要因の一つです。
クッションフロアは、素材に塩化ビニルが使われているため通気性が悪く、湿気を床の基礎との間にため込んで、カビの発生源になってしまうことがあります。
「なんだかカビ臭いけど原因がわからない…」と悩んでいたら、実はクッションフロアの裏側にカビが発生していたというケースもあるので、注意が必要です。
クッションフロアには、厚さや表面の強度によって、主に素足やスリッパなどで使用する床に適した製品と、土足で使用する床に適した製品があります。
住宅用のクッションフロアには、遮音性能や防菌、防カビなどに優れた製品も多く、機能性が高いのが特徴です。
厚みは1.8~3.5mmと幅広く、用途にあわせて厚さが異なります。遮音性能やクッション性が高いクッションフロアは厚手なので、家具の配置による凹みなども考慮して使用する必要があるでしょう。
店舗用のクッションフロアは、傷防止のための表面加工のほか、土足対応加工などが施され、土足で使用することを前提とした表面強度があります。
厚みは2.3~3.5mmと住宅用よりも厚手が多く、土足での使用に耐える丈夫な製品が多くなっています。
前述のとおり、クッションフロアは耐水性や防汚性の高さから、水まわりや汚れやすい場所に向いています。トイレや脱衣所、子ども部屋、ペットルームなど、水濡れや頻繁な清掃が必要な場所の床に使用すると、他の床材よりも効果的です。
キッチンやトイレ、洗面所、脱衣所などの水まわりは、耐水性が高く掃除がしやすいクッションフロアが最も適した場所です。
塩化ビニルは中性洗剤が使用できるので、汚れがこびりついてしまった場合でも、落としやすく便利ですよ。
子ども部屋もクッションフロアを使うのに適した場所です。小さなお子さんが床に落書きをしてしまったり、食べ物や飲み物をこぼしたりしても、さっと掃除ができるので、清潔に保てます。
また、遮音性能があるクッションフロアなら、お子さんが走り回っても、階下や部屋の外に音が伝わりにくく、騒音対策としても安心です。
クッションフロアは安価なので、傷や汚れが気になったら気軽に交換できるのも、おすすめのポイントですよ。
クッションフロアは滑り止め加工が施されており、衝撃を吸収しやすいので、フローリングでは傷つきやすいペットの足にもやさしい床なんです。
ペットの足は人間の足よりも滑りやすく、滑り止めや衝撃吸収の加工がない床では、爪や股関節が傷ついてしまうことも。ペットを思うなら、クッションフロアが最適です。
消臭効果があるものや、傷がつきにくいものもあるので、ニオイや爪痕などを防止することもできますよ。
クッションフロアは扱いやすい床材なので、自分で張り替えることができます。フローリングの上からクッションフロアを張る重ね張りであれば、DIYをするのも比較的簡単です。
クッションフロアの接着には、接着剤や両面テープを用います。原状回復に適した剥がせるタイプの両面テープを使えば、賃貸物件でも手軽に床が張り替えられるのも利点といえるでしょう。
クッションフロア用のカッターなど、張り替えのためのDIY道具がいろいろとあります。完成度を求めるなら揃えておきたい道具ですが、張り替えの頻度によっては代用できるものを使うのも良いかもしれませんね。
あまりDIYに自信がない方や、広い部屋の床を張り替えたい方、つなぎ目などの処理をきれいに行いたい方は、リフォーム会社に依頼するのがおすすめですよ。
クッションフロアの価格は、1㎡あたり1,000~5,000円程度です。厚手で高機能なクッションフロアは、製品価格自体が高額になるので、張り替え面積が大きい時は、予算に余裕を見ておくとよいでしょう。
また、既存の床材を剥がして張り替えるのか、上から重ね張りをするのかで、施工費用が変わってきます。
フローリングを剥がし、クッションフロアに張り替える方法です。施工費用には既存のフローリングを撤去して処分する費用が含まれます。
フローリングの上にクッションフロアを張る方法です。原状回復の必要がある場合や、施工費用を抑えたい場合などにおすすめです。
国内では4つのメーカーがクッションフロアのブランドとして知られていて、それぞれ機能性やラインアップに特徴があります。
定番のフローリング柄をはじめ、さまざまな色・柄をラインアップしています。遮音効果や消臭効果などの機能性に優れたクッションフロアが多く、選択肢が豊富です。厚手の3.5mm厚のクッションフロアもあり、転倒時の衝撃を緩和してくれます。
参考:https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/hfloor20/
初の国産クッションフロアを発売したメーカーで、優れた再現性が特徴です。大理石調や木目調、タイル柄など、本物に近い質感を再現した高級感のあるクッションフロアが多く、傷に強い商品や消臭機能がある商品も取り揃えています。
参考:https://www.toli.co.jp/product_floor/cf_sheet/index.html
リリカラのクッションフロアは、すべて抗菌・防カビのJIS規格に適合した、安全安心の製品です。洗面所やトイレにおすすめのパステルカラーの商品もあり、おしゃれなデザインが多くラインアップされています。
参考:https://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/cf2019/index.html
通常のシート状ではなく、施工が簡単なジョイントタイプの商品や、ラグマットやキッチンマットタイプのクッションフロアが特徴。裏に滑り止め加工がされているので、ただ置くだけでもずれにくく、部屋のアクセントとして楽しめるだけでなく、気軽に取り替えることができます。
参考:https://www.nitori-net.jp/ec/feature/cushionfloor/#cushionFloor
クッションフロアを張り替えたことで、がらりと雰囲気が変わったリフォームの事例をご紹介します。リフォームの参考にしてみてはいかがでしょうか。
トイレをウォッシュレット付きトイレに交換するのと同時に、クッションフロアも新調しました。清掃がしやすいクッションフロアは、トイレなどの水まわりとの相性が抜群です。
Before:以前はウォッシュレットなしの便座が装着されていました。
After:ウォッシュレット機能が付いた便座になり、便器全体の交換とともにクッションフロアも新しく張り替えました。
事例の詳細:明るく清潔感のあるウォッシュレット付トイレ空間へ大変身
傷んでいた床は、床板から修繕する大がかりなリフォームになりました。雰囲気を変えたいという希望に添って、洗面所をすっきりとした黒いクロスでシックに仕上げ、床には遊び心のあるクッションフロアを採用しています。
Before:お風呂の出入り口の床がふわふわしてしまっていました。根太(ねぶと)まで傷んでいたため、床全体を修繕することになりました。
After:張り直した床には、フローリング調にアクセント柄の入った、かわいいデザインのクッションフロアを敷きました。
事例の詳細:黒を基調としたシックな洗面所
冬は寒く、転倒すると危険性が高い古い板張りの床を、クッションフロアに張り替えました。万一転んでしまっても、クッション性があるクッションフロアなら安心です。
Before:掘りごたつが設置された板張りのリビングに、転倒の危険に備えてカーペットを敷いて対策していました。
After:掘りごたつを撤去し、段差をなくしたリビングに、明るいカラーのクッションフロアを敷いたので、高齢の方も安心で快適な生活ができるようになりました。
事例の詳細:高齢の方も使い勝手の良いリビング・ダイニング
大きな間取り変更にともない間仕切りを撤去。廊下、キッチン、リビング、ダイニングを広げ、LDKに作り替えました。一緒に暮らす5頭の中型犬のため、床にはフローリング調のクッションフロアを採用しました。
Before:壁に隔てられた部屋は一つ一つが狭く、古くなっていました。
After:大きく広がったLDKの床には、ペットの足腰にやさしい重歩行用のクッションフロアを選びました。
事例の詳細:キッチンから見渡せるLD
薄暗い雰囲気のキッチンを明るくリフォーム。間取り変更によって広々としたシステムキッチンに生まれ変わったキッチンスペースの床には、おしゃれなクッションフロアを採用しました。
Before:狭く薄暗く、作業がしにくいキッチンは悩みの種でした。
After:大きなキッチンスペースを確保したことで全体が明るく、調理がしやすくなりました。ストーンタイル調のクッションフロアが、シックな雰囲気を演出しています。
事例の詳細:キッチン(壁付けI型:サイズW2250)
この記事では、クッションフロアの種類や機能性、メーカーによる特徴の違いなどについて解説しました。ご紹介した事例なども参考にして、クッションフロアの張り替えを検討してみてください。
クッションフロアは比較的DIYがしやすい床材ですが、きれいに張って長く使うなら、信頼できるリフォーム会社に任せた方が安心でしょう。複数のリフォーム会社で見積もりを取り、自分たちの希望に合う施工をしてくれる会社に依頼しましょう。
複数のリフォーム会社から探すなら、ホームプロに相談してみるのがおすすめです。ホームプロは、累計80万人以上が利用するリフォーム会社紹介サイト。地元の優良リフォーム会社を複数紹介してもらえます。無料で相談できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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