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フローリングの機能（防汚・キズ防止）

最終更新日：2015-06-10

フローリングの機能（防汚・キズ防止）

「フローリングの機能（防汚・キズ防止）」では、フローリング・床に関するリフォーム基礎知識をご紹介しています。リフォーム会社選び実績No.1サイト「ホームプロ」が提供。

・汚れがつきにくく、取れやすいフローリング
・キャスターや車椅子でもキズがつきにくいフローリング

現在、商品化されているフローリングは、加工方法や表面塗装の工夫などで、さまざまな加工を施しています。建材メーカーのカタログでは、機能をマークで表示していますので、リフォームの際は必ず確認してください。

汚れがつきにくく、取れやすいフローリング

リビング・ダイニングではコーヒーや調味料などをこぼしてしまうことがあります。また、お子さまがクレヨンで落書きしてしまった、なんてこともよくあります。耐水性の高いフローリングを選びましょう。
たとえば、表面にフッ素塗装を施したフローリングは、飲み物や調味料、薬品などをこぼしてもシミになりにくく、マジックでイタズラ書きしても奥まで浸透せず、消しゴムで簡単に落とせます。
キッチンやサニタリーでは、耐水性のあるフローリングがオススメです。水ハネはもちろん、洗剤がついた場合もシミがつきにくく、お手入れも簡単です。
また、窓際では直射日光によりフローリングが変色することもあります。窓際だけ変色したまま使っていると、見た目もよくありません。日差しなどにより色が落ちにくい加工をしたフローリングを選んでください。
汚れがつきにくく、取れやすいフローリング

キャスターや車椅子でもキズがつきにくいフローリング

多くの人が歩き回り、物をひきずるなど、床は傷がつきやすいものです。摩擦により塗装がはがれたり、すり傷が起こりにくい耐摩耗加工を施したフローリングは基本の機能としてチェックしたいところです。
お皿やコップを落とした場合、へこみキズが発生することもあります。キャスター付きのイスやワゴン、家具を使っていると、1点に力が集中するので、へこみキズがつきやすいものです。これらのキズを避けるには、耐キャスター対応フローリングなどを選んでください。
また、比較的新しい素材としてWPB(ウッドプラスチックボード)やMDF(エクセルタフベース：中比重木質繊維板)が注目されています。WPBは、リサイクルしたプラスチックの一種であるポリプロピレンと木粉を薄いシート状に加工した木質系のボードです。MDFは、廃材などのチップを繊維状態にして、接着剤とともに加熱・成形したものです。合板に比べて硬度が高いので、表面のキズやへこみがつきにくくなります。WPBやMDFは、リビングやダイニング、子供部屋など、キャスター付き家具を用いる場所に向いています。
また、ご高齢者がいるご家庭では、車椅子が行き来してもキズや汚れがつきにくいタイプのフローリングもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

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