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わが家のリフォームが完成し、引き渡し検査の日に大工の棟梁が和室の作法について教えてくださいました。その話しの中から前回は、玄関の上がり方や、和室での立ち振る舞いなどについて紹介しました。棟梁によると、和室での立ち振る舞いは、スッと背筋を伸ばし美しい姿勢でいることが一番大切だとのこと。今回は、和室でのあいさつの仕方や、座布団の座り方、お茶の出し方など、知っていそうで知らない作法について紹介します。教わったことを、リフォームした住まいで早速試してみようかなと思っています。
まずは、お客さんとして訪問し、和室に通されたときの立ち振る舞いの仕方を紹介します。お部屋に、すでに座布団が用意されている場合でも、座布団に座らず、座布団の下座側に座って、家の人が来るのを待ちましょう。
家の人が部屋に入ってきたら、まずはあいさつですね。「和リフォームで心地よく 第1回和室のいろは」で、和室には真の和室、行の和室、草の和室があると紹介しましたが、おじぎにも「真」「行」「草」の3通りがあるのをご存知ですか。それぞれのおじぎの仕方を紹介しましょう。
茶道では座敷に通されたら、まず床の間の前に進み、ゆっくり拝見するという作法があります。お茶の席でなくても、掛け軸や花などを見て、いいものだと思ったら、「床の間を拝見してもいいですか」と聞いてから、床の間の前まで進み話題にしてみましょう。ただ、ありきたりの掛け軸などの場合は、かえって嫌味になるので、ふれない方が無難です。よく分からないなら、知ったかぶりをせず、「床の間の掛け軸は、なんと書いてあるんですか」とか「お花は、どなたがいけたのですか」などと切り出すといいかもしれませんね。
座布団には、家の人にすすめられてから座ります。まず、座布団に座るときは、両手でひざの下に引き入れ、膝行(しっこう)で座布団の上に進みます。膝行については、前回説明しましたね。膝行の代わりに両手に体重をかけ一気に座る方法でもかまいません。座布団の中央まで移動し、袂(たもと)や裾の乱れを整えてから正座します。両手はももの上に置きましょう。
立ち上がるときは、まず座るときの逆の動作で座布団から降ります。そして、つま先を立てて、お尻をかかとの上に乗せ、片足を前に出し、その足に体重をかけ、ゆっくり立ち上がります。これなら、普段「ヨイショ」と思わず出てしまう私も、スマートに立ち上がれそうですね。
座布団から降りずに立ち上がったり、座布団の上に乗るのはやめましょう。とても無礼なことです。その昔、座布団は高貴な人しか使えず、その名残りから今も座布団にはお客さまを敬いもてなすという意味から、座布団を踏むのは、もてなしの心を踏みにじる行為となり、大変失礼なことなのです。
そのほか、座布団には、「座布団の位置を勝手に動かさない」「勝手に裏返さない」「座正面を向けてすすめる」という作法があります。
お客さまをもてなす時に、簡単なようで難しいのが、お茶とお菓子の出し方です。そのポイントを紹介してみますね。
ご紹介しているのは和室の作法ですが、会社でもすぐ生かせそうなマナーですよね。早速、使ってみてくださいね。
さて、わが家のリフォームもすっかり完了しました。次回からは、今回の経験をもとに「リフォームの先輩」として、よりよいリフォームをするためのポイントや、皆さんが気になる点をアドバイスしていきたいと思います(終)。
【参考文献】
和の作法(馬場啓一著、夏目書房)
作法事典(塩月弥栄子、小学館刊)
しきたり(国際日本語研究所編)
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