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「中古マンション購入×スケルトンリフォーム」の手順

最終更新日：2015-06-11

物件の購入やリフォームの契約など、いつ何をすればよいか、どんな費用が発生するのか、などを解説します。

・1年ぐらいかけるつもりで、じっくりと
・「中古マンション購入×スケルトンリフォーム」の手順

1年ぐらいかけるつもりで、じっくりと

中古マンションを購入してスケルトンリフォームする場合は、物件探しから始めるので長い期間かかります。ケースによって違いますが、1年以上になることも覚悟しておきましょう。たとえば物件探しに約半年、リフォームの相談から詳細決定までに約3カ月。工事期間が1～2カ月はかかります。早めに相談した方がいいでしょう。

「中古マンション購入×スケルトンリフォーム」の手順

1.業者選び: 依頼先を選んで相談します。依頼先には「不動産仲介会社と提携し、物件も一緒に探してくれる“リフォーム会社”」「リフォーム会社を紹介してくれる“不動産仲介会社”」「物件とリフォームを、それぞれ別の会社に依頼する」という方法があります。それぞれの事情によって異なりますが、スケルトンリフォーム前提の場合、リフォームのしやすさなどを考えながら物件を選ぶ必要があるので、「不動産仲介会社と提携し、物件も一緒に探してくれる“リフォーム会社”」を選んだ方がよいでしょう。できれば複数のリフォーム会社を選び相談しておきましょう。ちなみに、リフォーム前提の中古マンション購入で失敗する人は、「マンション購入に予算を使い果たしてしまい、リフォーム費用がなくなってしまった…」という方が多いようです。事前に中古マンション購入とリフォームを合わせた資金計画をしっかりたてておきましょう。リフォームローンを利用する場合は、住宅ローンの返済額と合わせた返済能力を問われますので、購入だけの場合より高めの収入条件になります。
2.相談: マンションの希望のエリアや予算などの条件を伝え、希望に合う物件があるかを相談しましょう。
3.物件探し: 最適な中古マンション探しを始めます。現状だけでなく、リフォーム後をイメージしながら住まいを確認して選びましょう。
4.リフォームの相談: ある程度物件を絞ったら、物件の図面や写真をもとに打ち合わせします。ただし、契約が終わっていない段階では、室内に入って採寸などはできません。
5.プランニング・見積り: リフォームプランと見積りが提示されます。物件費用とリフォーム費用を合わせた額で資金計画が大丈夫かを検討しておきましょう。
6.ショールーム見学: 水まわりのメーカーショールームを見学したり、建材、仕上材の見本・サンプルを見ながら、細かいところまで決めていきましょう。
7.物件の契約: 売買契約を締結します。できれば売主の許可を得て室内に入り、リフォームの詳しい打合せをしておきましょう。
8.ローンの申し込み: 住宅ローンやリフォームローンを申し込みます。
9.物件引渡し: 物件のローンが実行されると、引渡しとなります。
10.リフォーム工事の打ち合わせ・契約: 工事内容、見積り額などを確認し、契約を締結します。
11.リフォーム工事着工: 管理組合への届出やご近所への挨拶のあと、工事を開始します。工事内容によって違いますが、スケルトンリフォームの場合、1～2カ月ぐらいかかることもあります。
12.工事完了・引渡し: 工事終了後、引渡しとなります。
13.引越し、入居