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子どもやペットの声や足音、電車や車など外からの騒音…暮らしの中で、「音」の悩みはつきもの。 解決のためには、防音室リノベーションという方法があります。 自宅が防音化されれば、映画や音楽鑑賞、楽器演奏などの趣味も思い切り楽しむことができます。
目次
どんな音を防ぎたいかにより、防音の方法も変わってきます。 ここでは、悩み別の防音方法をご紹介します。
演奏する楽器の種類によって、防音性能や必要な広さ、工事をする箇所に違いが出てきます。
ギターなどの比較的音が小さいものの場合は、簡易的な組み立て式防音室でも十分ですが、低音や振動が強いドラムなどは、本格的な防音リフォームが必要になります。
また、楽器演奏が目的の防音の場合、ただ単に遮音されればよいというわけではなく、室内の反響を抑えるために吸音材を配置することも重要です。
スピーカーの低音は振動として伝わっていき、音が外に漏れやすいため、性能の高い防音室にリフォームするのがおすすめ。
床だけ、壁だけではなく、窓やドアなどの開口部も含めて全体を防音化し、建物本体の内側に振動が伝わらないようにするのがポイントです。
子どもの足音のような低い音には、防音二重床が効果的。 しかし子どもが小さいうちという一時期だけのために、コストも手間もかかる二重床の工事をするのは、あまり現実的ではありません。
そこでおすすめは防音用のタイルカーペット。 二重床ほどの遮音性はありませんが、床への衝撃音を軽減でき、コストが安く設置も簡単です。
一方、ペットの鳴き声は、床だけ・窓だけなど一部分の対策では不十分な場合も。
特に、大型犬の吠え声はかなり大きいため、完全に遮断するためには床・壁・窓・天井など総合的に対策をする必要があります。
その他、防音ケージも効果が高く、防音室をつくるよりも安くすむため、併せて検討しましょう。
車や電車の音など外からの騒音には、防音用の内窓設置が効果的。
特に樹脂製の内窓は、気密性も高く、かなり音を遮断できます。
既存のサッシに取り付けるため、サッシ交換が不可能なマンションや賃貸物件でも工事可能です。
防音を行う箇所によって費用感は変わってきます。
目安としての費用は以下の通りです。
※天井・床・壁に防音マット追加、換気システム・防音ドアを設置した場合。
・Box in Box工法の防音室をつくる費用(8畳)…約400万円
※Box in Box工法とは、壁・床・天井に囲まれた構造体の中に、もう一つ「箱」を浮床構造でつくる工法。 防音室自体が独立した箱になるため、音による振動が構造体に伝わりにくく、より高い遮音性能を発揮します。
ユニットタイプの防音室は、組立式で家自体をいじらないため、費用も安く設置も1日で終わるため手軽で、賃貸物件や規約でリフォームに制限がある分譲マンション等でも設置可能です。
上記の0.8畳は金管楽器など小型楽器、1.7畳はアップライトピアノが設置できます。 中古での購入やレンタルも可能です。
マンションは戸建てよりも、隣や上下階へ音が響きやすいため、構造や家の位置などを考慮した防音プランが必要です。
また、防音リフォームの際は、管理規約でリフォーム内容を制限している場合があるため、確認を。
賃貸マンションなどで工事ができない場合は、ワンタッチで壁面に取り付けられる防音壁もあります。
楽器演奏など大きな音を出すのであれば、ユニット式の防音室も検討をしましょう。外からの騒音には窓の防音が必要です。
マンションの場合、サッシは共用部で交換不可のため、防音効果のある内窓を設置するのがおすすめです。
和室の防音であっても、洋室の防音方法と基本的には変わりません。
壁材や窓、床、ドアなどを防音機能のあるものに交換することで、防音機能が得られます。
畳を残したいのであれば、畳の下に防音マットを敷き詰めることも可能。
既存の防音室の性能アップ方法 現在利用している防音室の性能が低い場合、壁材や窓、床、ドアなどをより性能が高いものに交換することで、防音性能を高めることができます。
ただし音が漏れ箇所があったり、振動が伝わりやすい構造であるなど元の防音室の設計に問題がある場合は、部材の交換だけでは性能アップが見込めないことも。 この場合は、全面的に防音計画を設計し直す必要があります。
防音室リフォームでの注意点 防音室はかなり重さがあるため、木造住宅の2階やマンションなど、設置に制限がかかる場合があります。
特にピアノなど楽器と組み合わせると相当重くなるため、建物の耐荷重をオーバーする可能性も。 ハウスメーカーや施工会社に確認しましょう。
防音室リノベーションを考える際に、最低限知っておきたい基礎知識をご紹介します。
音の大きさはDb(デシベル)という単位で表されます。 例えば、エアコンの室外機は50Db、大型幹線道路だと80Db。 快適に生活できるのは、40~50Db程度と言われています。
隣の部屋からの騒音など、空気中を伝わってくる音(空気音)に対する遮音性能はD値で表されます。
例えば、壁の遮音性能が「D-40」で、隣の部屋のピアノ演奏音の音が「100Db」の場合、壁を通して伝わってくるピアノの音は、 100Db - D-40 = 60Db まで軽減されます。 D値は数値が大きいほど、性能が高くなります。
日本建築学会が定める推奨基準は、集合住宅の居室の場合、標準でD-50、最低限でD-40、特別仕様でD-55です。
上階の人の足音などに対する床の遮音性能は、L値で表されます。
L値は小さければ小さいほど性能が高いことを意味します。
L値には、重くて鈍い音を示すLHと、軽くて高い音を示すLLの2種類があり、日本建築学会の推奨レベルは、LH-50、LL-45程度です。
電車や車の音など外からの騒音に対するサッシの遮音性能は、T値で表されます。
T1~T4まで等級があり、数値が高いほど性能が高いことを意味します。
外部騒音が大きい場所は、T4以上の性能が望ましいとされています。
音の問題を放置しておくと、健康や人間関係にまで影響を及ぼすことになりかねません。
防音室リノベーションをして、ストレスフリーな暮らしを手に入れましょう。
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