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倉庫を住宅へコンバージョン(リノベーション)できる

最終更新日：2016-06-29

混同されることも多い「コンバージョン」と「リノベーション」。建物の用途変更を伴うリノベーションをコンバージョンといいます。建物の用途を別の用途に変えるコンバージョンは、建物の間取りを変更して部屋の雰囲気を変えるリノベーションとはまた違った、最近注目されている建築技術の1つです。

・倉庫も住宅にコンバージョンすることができる
・倉庫を住宅用にコンバージョンするメリットとデメリット
・倉庫を住宅にコンバージョンする際の費用と注意点

倉庫を倉庫以外のものに変えるコンバージョンでは、倉庫を住宅にするという魔法のようなことが可能になります。

倉庫も住宅にコンバージョンすることができる

倉庫に住むなんて想像したことがない人も多いかもしれませんが、倉庫をおしゃれに変身させるコンバージョン技術があれば、きっとスタイリッシュな住環境を手に入れることができるでしょう。

倉庫と言えばひっそりとしたところにある暗い建物というイメージがあるかもしれませんが、流通の要となっているため案外立地が良いケースが多く、生活する上では便利な場所にあります。
倉庫はたいていの場合平屋構造になっていますが、天井が高く設計されているため2階やロフトを作ることも可能です。スケルトン構造だけの箱があると考えれば、中の間仕切りなどは自分たちの好きなようにできるので、家作りの楽しさも味わえます。

倉庫を住宅用にコンバージョンするメリットとデメリット

倉庫を住宅としてコンバージョンする際のメリットは、倉庫特有の飾りっ気のないかっこよさを生かしたデザインの家に住めることです。梁やダクトなどが剥き出しになっているなど、倉庫ならではの特徴をインテリアに転用できます。

一方、デメリットとして挙げられるのは、特にプレハブ式の建物は壁材が薄く断熱効率が悪いことです。そのため、倉庫を購入してリノベーションをする際には断熱リフォームを施すなど、一般的な中古住宅と比べてプラスアルファの工事が必要になるケースがあります。断熱リフォームを施すと20～30%前後の光熱費の削減や結露の防止が期待できるほか、壁が厚くなることによって外からの騒音を軽減させることにもつながるでしょう。

倉庫を住宅にコンバージョンする際の費用と注意点

倉庫コンバージョンの費用は、先述したデメリットをカバー一般的な住宅をリノベーションするときにかかるコストよりも少々高くなる場合があります。

住宅にコンバージョンするのに適した形態をしていない倉庫などの場合、コンバージョン費用は通常よりも多くかかる可能性があります。倉庫を下見に行く際は、コンバージョンが容易にできるかどうかという観点からも倉庫選びをしていくと良いでしょう。一方で倉庫自体の価格は中古住宅よりも安いケースが多いので、トータルのコストを見ると、中古住宅を買ってリノベーションするのとあまり大差ない場合もあります。

また、実際に倉庫をコンバージョンした住宅に住むことを考えているなら、その倉庫が以前どのような使われ方をしていたのかを確認することは大切です。

ホームプロでは、倉庫を住宅にコンバージョンするのに最適な施工業者を探すお手伝いをしています。
コンバージョンをするには施工技術だけではなくデザインセンスなども求められますが、ホームプロを利用すると数社の中からこれだと思う業者を見つけることが可能です。

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