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天井の高さは、その部屋にとって重要なポイントになります。たとえば、天井が高いだけで開放感が増して、部屋が広く感じられることってありますよね。
実は今、戸建てはもちろんのこと、マンションに住んでいても天井のリノベーションは可能なのです。この記事では、天井のリノベーションの種類について解説するほか、実際にホームプロで施工した事例を5選ご紹介します。
目次
天井をリノベーションすることには、たくさんのメリットがあります。まず、天井の色を変えると部屋全体の印象がガラッと変わります。色がもたらす視覚効果により、部屋が広く感じたり狭く感じたりするのです。
また、天井の高さで部屋の開放感が大きく変わります。高ければ高いほど開放感が増し、ゆとりある広々とした雰囲気に。吹き抜けの天井がいい例で、一般的な高さの天井と比べると部屋に奥行きが感じられますよね。
しかし、マンションの一室を吹き抜けの天井に変えるのは難しいこと。そんなときは、マンションの天井仕上げの一種である二重天井をはずすだけでも印象は大きく変わります。天井がむき出しの状態になり、実際に天井高が上がるので、非常に開放感が増すのです。
「マンションだから無理だ」とあきらめるのではなく、リノベーション会社に相談してみましょう。マンションでも天井をリノベーションする方法はあります。
そして、天井のリノベーションは防音などの機能面でも大きな効果を発揮します。天井の仕上げ材を変えることによって、防音や断熱などあらゆる嬉しい結果が期待できます。
天井リノベーションの施工方法は、さまざまな種類があります。マンションと戸建てとでは施工可能なものが異なりますので、向き・不向きについても解説していきます。
各種施工については下記の通りですが、1つずつ見ていきましょう。
▼物件別、各種施工の対応可否について
施工方法/物件 | マンション | 戸建て |
---|---|---|
クロスの貼り替え | ○ | ○ |
装や漆喰での仕上げ | ○ | ○ |
スケルトン天井 | ○ | ○ |
板張りや梁のむき出し | ○ | ○ |
勾配天井や吹き抜け | ×(※) | ○ |
※デザイナーズマンションなどの特殊な物件を除く
マンション:○ 戸建て:○
クロスの貼り替えは、もっとも手軽におこなえる天井リノベーションといって良いでしょう。価格がリーズナブルなうえに、施工面積が広いため、ガラリと印象を変えることができるのがメリットです。
クロスの種類は、一般的なビニールクロスのほか、織物クロスや紙クロスなどがあります。ビニールクロスは施工が簡単で、色やデザインが豊富にあります。アクセントクロスとして、天井の一部に使用するのも有効ですよ。
織物クロスは、布の風合いが特徴。遮音や断熱効果も期待できます。織物クロスや紙クロスは汚れが落ちにくいため、キッチンなど汚れやすい箇所には向きません。
クロスの貼り替えはDIYでも行うことはできますが、天井の場合は高所作業となり危険が伴います。特に天井を全面的に張り替えるなら、プロに任せたほうが安心です。
マンション:○ 戸建て:○
天井を塗装する場合、塗料の色を微調整することができるので、自由にカラーを選べるのが大きなメリットとなります。また、部分的な補修のしやすさや、消臭効果や抗菌効果などの機能性を持った塗料を選べることもポイントです。一方で、施工時や施工後のニオイが気になることもあるため、塗料のニオイが苦手な方は注意しましょう。
漆喰や珪藻土などの左官仕上げは、調湿・防臭の効果があるのがポイントです。また、左官仕上げはコテの技法などにより風合いが出ますので、趣のある空間を作ることができますよ。デメリットとしては、工程に時間がかかること。リノベーションのスケジュールを考えながら、決めていきましょう。
マンション:○ 戸建て:○
スケルトン天井とは、「あらわし天井」ともいい、マンションであればコンクリートの構造部分をそのまま見せる仕上げのことです。無造作でありながら、洗練された雰囲気を出すこともできます。
天井裏をつくらずに、コンクリートスラブがむき出しになるため、実際に天井高が上がり、開放的な室内になりますよ。また、古くなった配線や配管も新しくすることができます。
ただし、コンクリートの廃材が出るため、処分・撤去費用がかかります。予算に余裕のある方や、マンションだけどどうしても天井高を上げたい方は、検討してみると良いでしょう。
マンション:○ 戸建て:○
板張りの天井は、あたたかみのある空間を演出できるのが魅力。材料は無垢材や天然化粧板、プリント合板など、さまざまな種類があります。材料によって価格がかなり異なるため、予算で選ぶと良いでしょう。
和室なら、木材の梁をむき出しにして、古民家風の仕上げにするのもおすすめ。実際の構造物としての梁ではなく、飾り梁でアクセントをつけることもできます。
マンションの場合でも、二重天井をやめてスケルトン天井にしたコンクリートスラブに木の梁を施工すると、和風モダンな印象に仕上がりますよ。
マンション:×(※) 戸建て:○
※デザイナーズマンションなどの特殊な物件を除く
戸建てのスケルトンリノベーションをするなら、勾配天井や吹き抜けを施工すると、開放感抜群の空間できます。一方で、どちらも天井が屋根と同じ高さまで上がるため、冷暖房が効きづらくなるというデメリットも。「この開放感には代えられない!」という方は、パワーのある冷暖房に変えるか、シーリングファンを取り付けても良いですね。
吹き抜けを施工すると床面積が減るため、容積率に制限がある地域では、吹き抜けをつくることにより階数を増やしたり建坪を増やしたりできるというメリットもあります。ただし、耐震性に影響が出る可能性もあるため、必ずプロに相談するようにしましょう。
天井のリノベーションにはいくつかのポイントがあります。まず、天井の色やデザインの変更についてです。一般的に、天井を明るい色にし、床を暗い色にすると天井が高く広く見えます。「白い天井は10センチも高く見える」といわれており、明るい色が「膨張色」と呼ばれるのもうなずけますね。
また、模様のあるデザインにする場合、細かくて淡い模様の方が部屋を広く見せてくれますよ。
次に、素材もしっかりと注意して選択しましょう。前述したように、天井の素材にはさまざまな種類がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。たとえば、小さいお子さんがいるお宅なら、化学物質を含む素材や手入れのしにくい素材は避けるなど、現在の生活状況にどの素材がもっとも適しているかきちんと考えることが大切です。
現在では、マンションでも天井のリノベーションが可能になっています。
特に、前述したスケルトン天井は、二重天井を外すことで30センチ以上も天井が高くなるので、開放感の面ではかなり大きな効果が得られます。しかし、二重天井がなくなることによって防音効果が減ったり、外の温度差が直に伝わるようになったりするので、暑さや寒さが厳しくなる可能性があるというデメリットも。リノベーションを考えるなら、それに伴うメリットとデメリットをきちんと把握したうえで進めていくことが非常に大切です。
また、二重天井を取り外すことで天井がむき出しになり、配線などが目立つようになってしまいますが、天井仕上げ色と同じ色のカバーを取り付けることで違和感がなくなります。配管や配線を目立たせるインダストリアル調にするのも良いですね。
ここからは、実際にホームプロで天井をリノベーションした事例を紹介します。
戸建て住宅の天井リノベーションの事例です。天井を可能な限り高くし、明るい色のクロスを施工することで、広々とした空間をつくりました。自然光を取り入れられる間取りになり、白いクロスが活きますね。
事例の詳細:細長く暗いLDKが!さすがプロフェショナル!
マンションの天井をスケルトンにしたリノベーション事例です。スケルトンにより、天井高を最大限に上げることができ、リビングダイニングが明るい空間になりました。カーペットのやわらかい感じとクールな雰囲気の天井とのコントラストが絶妙ですね。
事例の詳細:テクスチャーを楽しむモダンリビング
マンションの天井を板張りにしたリノベーション事例です。キッチンなどに木材をふんだんに使用しているため、天井も雰囲気を合わせました。天井に使用したのは構造用合板。市松模様に貼ることで、ひと味違う雰囲気に仕上がっています。
事例の詳細:心地良い明りに照らされ 天然素材の温かみを感じる内装
戸建て住宅に吹き抜けを施工したリノベーション事例です。天井を取り払い吹き抜けにした箇所は、天窓を設けて光を取り込めるようにしました。この吹き抜けの下はキッチン・ダイニング・リビングとなっており、天窓からやわらかい自然光が差す設計です。
事例の詳細:家族集まるスペースを中心に。吹き抜けと天窓で明るさもアップ!
天井リノベーションは、クロスの貼り替えなどの比較的手軽なものから、吹き抜けの施工などの大掛かりな工事まで、さまざまな施工方法があります。
天井は施工面積が広いため、古くなって色がくすんでしまったクロスを張り替えるだけでも、じゅうぶんに明るい空間になります。しかし、間取り変更などを伴う大掛かりなリノベーションをするなら、天井も思い切ったリノベーションをしたいですよね。
天井リノベーションは構造部分にかかわることもあるため、自分だけで判断せずに、まずはしっかりと専門家に相談し、失敗のないリノベーションにしましょう。解決策はたくさんあるので、きっとぴったりなリノベーション方法が見つかるはずです。
ホームプロでは、さまざまなリフォーム会社が過去の事例を紹介しています。細かなキーワードで事例を検索し、リノベーション前後の写真を比較しながらじっくり検討できますよ。豊富な事例の中には、マンションや戸建てはもちろん、ミニ戸建や離れ、ワンルームなど、多くの物件のリノベーション事例があるので、自分の住居の条件にあった事例をたくさん見られます。
気になる事例を見つけたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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