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目次
「狭くて使えない」「位置が高すぎて使いづらい」などといった不具合が発生します。介護リフォームするに当たっては広さと高さに注意して改修します。
車椅子を使用する場合、膝が洗面台の下に入るようにリフォームします。鏡も車椅子に座っても見える角度に調節しておきます。
洗面台が高すぎる場合は、高さを自由に変えられるカウンター式の洗面台に変更するとよいでしょう。収納の位置や高さも、どれくらいが取り出しやすくまた収納しやすいか実際にシュミレーションしてみるとよいでしょう。
洗面所も、室内との温度差解消を考えておいた方がいいでしょう。足元から天井まで均一に暖められる床暖房が、場所もとらないので理想的です。温風ヒーターや、パネルヒーター、遠赤外線ヒーターを設置するという方法もあります。
自立度アップの視点からもトイレの介護リフォームに当たっては細やかな配慮を施していくと、毎日を快適に過ごすことができます。
弱った足腰・膝への負担を軽減します。立ち上がり補助便座や便座を高くする補高便座を使用すれば立ち座りがラクです。
扉は「引き戸」に変更します。間口を広く取りたい場合は、アコーディオンカーテンにすると軽く開閉できて便利です。
車椅子から便器への移乗のために、あるいは慎重に腰をおろしたり、ゆったりと立ち上がるために手すりは必ず必要です。
普通のトイレットペーパーホルダーは、紙を引き出して切るのに両手を使わねばならず、片手が不自由になってしまった場合は非常に不便です。最近では、トイレットペーパーのセットから切るところまで、すべて片手でできるペーパーホルダーも発売されています。
また、カットの必要のない、ボックスティッシュ型のトイレットペーパーもありますので、使うご本人の意見を聞きながら選ぶといいでしょう。
トイレも衣服をはだけるので、温度差解消を考えておきましょう。洗面所と同様に床暖房や場所をとらないヒーターを設置するほか、暖房便座や温水洗浄便器を設置すると、より快適で清潔に用を足すことができます。
キッチンなど長時間の作業をする場所では、立ち作業を減らし、腰掛けられる場所を確保することが大切です。野菜の皮むきなど立たなくても、座って出来る作業が結構あるからです。
座って作業できるタイプのキッチンにリフォームを。車椅子でも使用できます。
換気扇のスイッチは手の届く位置に。収納も座って手を伸ばした高さまでに。
オール電化によるIHクッキングは火を使わないから安全です。しかも掃除しやすいのもメリットです。
天ぷら火災の防止、消し忘れ防止などの機能が付いたガスコンロを選ぶようにしましょう。
機械にできることは機械に任せて。立ち仕事がひとつ減らせます。
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
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※2023年4月~2024年3月
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