リフォーム会社紹介
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建物のタイプ | 戸建住宅 | 価格 | 1,300万円 |
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築年数 | 30年以上 | 工期 | 2ヶ月 |
竣工年月日 | 2016年11月20日 | 構造 | 木造 |
施工地 | 新潟県 妙高市 | リフォーム箇所 | キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング、和室、廊下、収納、その他 |
家族構成 | 夫婦 |
築30年経過し、冬は寒い。部屋も独立していて使い勝手が悪い。定年をきっかけにこれからの人生をゆったり、暖かく過ごしたい。仲間を呼び語り合うそんな家にしたい。とのご要望でした。
寒さと各部屋の閉塞感。開放的でありながら、寒さを軽減することにポイントを絞りプランニングしました。構造検討を重ねながらリビングダイニングと既存和室を一空間に。ご希望のペレットストーブを中央に配置する事で、出来る限りの暖かさを確保しつつ、ご夫婦のセンスの良さを活かすことが出来るようにプランニングしました。
北側の窓に向いていたキッチンを、リビングに向いたアイランド型に。リビングにいるご主人と自然に会話でき、テレビを観るのにも便利になりました。床は手入れしやすいタイル張り。リビング・ダイニングのカラーリングを意識しながら、ややテイストの異なる空間にしました。
浴室は、浴槽はもちろん、天井、壁、床に保温材をプラスした断熱仕様。窓も高性能の断熱タイプを採用しました。以前は何度も行っていた追い炊きが、リフォーム後は必要なくなったそうです。夫妻のセンスに合ったカラーにもこだわり、スタイリッシュな入浴空間になりました。
夫妻のおしゃれなセンスは、トイレにも活かされています。便器はシンプルなタンクレスタイプ。手洗いは清潔が保てる自動水栓。用具を入れる収納を整備してすっきりした空間を保ち、インテリアカラーにもこだわりました。バータイプの手すりは「味気ない」と感じたので、飾り棚にもなるカウンターで兼用しています。
洗面化粧台は、空間全体のテイストに合うモダンで落ち着いたデザインをチョイス。「すっきり暮らしたい」との思いからミラー裏に収納は設けず、将来を考えて車いす対応タイプにしています。脱衣スペースは、収納や暖房器具を置けるよう広めに設定。窓には樹脂製内窓を追加し、断熱性を確保しました。
従来は親世帯と上下階で住み分けていた関係で、夫妻のリビングが下階、キッチンや水まわりが上階に分かれていて不便でした。そこで眺めの良い上階を暮らしの中心に定め、二人でゆったり過ごせる明るいリビングを造りました。隣の和室の引戸を開くと、さらに開放的な空間に。部屋の境には段差もありません。
3室あった和室のうち1室を残し、従来の家の記憶を残す空間に。別の和室にあった仏間と床の間をこちらに移し、床の間を飾っていた鶴・亀の障子もそのままはめ込みました。広縁の窓は欄間のない大型のタイプに取り替え、眺望がより楽しめるようにしました。
階段の両側に廊下を作り、各部屋間や玄関との行き来がしやすい回遊動線に。階段脇にはフローリングの色と合わせた格子をあしらうことで、モダンな雰囲気に一新しました。
玄関横には、ショップの陳列棚のようなシューズクロークを新設。床はタイル張りなので靴のまま上がることができ、そこでスリッパに履き替えて部屋へ向かえます。壁には湿気を吸収しニオイを吸着するエコカラットを張り、爽やかな空気に配慮しました。お友達は、「テレビで見る芸能人の家みたい」と驚いたそうです。
現役のスキー選手であるご主人のご要望に応え、従来はガレージを利用していたスキーのチューンナップルームを、玄関脇の便利な位置に造りました。既存の出窓のカウンターが作業用の万力の設置にピッタリで、コンパクトながら使い勝手の良い空間に。2、3日に一度はここでスキーの手入れにいそしむそうです。