孝行息子の里帰りケアリフォーム

リフォーム会社のご提案

定年退職を機に、郷里にお戻りになられたＹ様。築後４０年の平屋建てのご実家には、９０歳を過ぎて介護が必要になられた、目の不自由なご両親様がお住まいでした。広々としたお住まいですが、水廻りは段差のある危険な箇所が多く、また、窓が少ないために、居室は昼間でも薄暗くなっていました。そこで、介護を受ける側とする側の、双方が快適に過ごせるようプランニングしました。ご高齢のご両親様が、安心して暮らせるように、また、自然光を取り入れて、自然に恵まれた立地を家の中からも十分に楽しみながら、心の満足も得られるように配慮しながら、ご提案させていただきました。キッチンスペースは、使いやすさと動きやすさを考えて、ゆとりのあるレイアウトにしました。また今後、車いすをご利用になる場合も考えて、段差解消、手すり取付けはもちろん、入浴しやすいように、介護しやすいように、浴室の扉は３枚引戸に変更するなどして、細部にいたるまでこだわりました。さらに、ご夫婦の寝室兼居室は、隣接した二部屋の間仕切りをなくして広い一部屋とし、東側にも窓を作ることで、北・南・東に開放部のある、明るく風通しの良い空間になりました。