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台風で屋根の棟板金が飛んでしまったので、直して欲しい
棟板金とは、屋根の頂点にある板金のことです。 屋根の内部に雨水が入らないようにする役割があります。 この棟板金は横から釘で固定しているのですが、台風の影響で釘が抜け、板金板が飛んでしまいました。 釘が抜ける原因は、施工不良ではなく、棟板金の「熱膨張」にあります。 「熱膨張」とは、金属が熱で温められた時に膨張が起きる現象のことです。 棟板金は金属のため、日に当たると太陽の熱で膨張し、夜気温が下がると収縮します。 膨張するときは釘も一緒に引っ張られますが、収縮するときは板金だけが収縮して、長い間膨張・収縮を繰り返すことで、徐々に釘が抜けてしまうのです。 高い屋根の上で起きている現象だからこそ、プロによる定期的な点検をお勧めします。
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