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思いやりの外構バリアフリーリフォーム

デイサービスを利用される際の家の出入りを楽にし、歩行への不安を解消するためにまずバリアフリー化を図りました。

アプローチはスロープをご希望でしたが、玄関と道路からの距離が短いため適正な勾配でスロープを作ろうとすると距離をとるのに蛇行し、使いづらくなってしまいます。
現調採寸時にたまたまデイサービスからお戻りになられたお母様にお会いし、実際に足取りを目の当たりにした際「スロープはかえってつまずきやすい」と感じたことから、お施主様にもご理解を頂けるよう丁寧に話し合いを進めました。

門扉はタッチキーの「LIXIL　開き門扉AA」
バックから鍵を取り出す手間を省け、鍵のうっかり締め忘れも防ぎます。

アプローチはステップとしました。
ステップ高さは通常150mm程ですが、今回は低めの120mmに設定。
さらにステップに合わせ適正な位置に手すりを設け歩行をサポートしました。

また階段は門柱前・玄関ポーチ前と2ヶ所に分けたことで、圧迫感もなくゆとりのあるファサードになりました。

床面は汚れが風合いとして経年美化になる天然石材「Makeland　デュオストーン」を使用しました。

ポーチの階段には手すりが付いておらず、段差も均等でなかったため大変危険な状態でしたので、まず段の高さを統一し、汚れの付着を抑えるタイル貼りにしました。
さらに手すりを取り付けて安全への不安も解消されました。
またポーチからリビング前デッキへの動線が確保され、玄関とリビングに繋がりが生まれました。

建物のタイプ	戸建住宅
価格	300万円（単独工事をする場合の概算です）
築年数	不明
工期（全体）	１ヶ月
面積
その他採用機器・設備
施工地	栃木県小山市
家族構成	不明

詳細情報：

[テーマ] 高齢者・介護、バリアフリー、自然素材・木質感／詳細箇所：指定なし

お客さまのご要望

息子様ご夫婦からのご相談でした。離れて暮らしていたご一家でしたが、お母様がお一人住まいになるのをキッカケに同居する事に。 2世帯住まいに合わせ、現状必要な機能や利便性を確保するための外構リフォームとなりました。ご要望として最も重点を置かれたのは、膝を悪くし手術をされたお母様に日中一人で家にいる事が多くなることから少しでも心地よく安心して過ごせるような空間、ストレスフリーなエクステリアにしたいとのことでした。

リフォーム会社のご提案

動きづらいお母様が日中一人で家にいる事が多くなることから、防犯面を配慮しクローズ外構としました。建物が引き立つ様な素敵なデザインにしてもらいたいとのご要望から、門柱には凹凸のある優しい色合いの「LIXIL　パストラーノタイル」を採用。門扉・フェンスにはリアルな木質感のある商品を選択しました。タイルと木質の柔らかな印象の優しいコーディネートが住まいを上質に演出してくれます。