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お出かけ用アイテムや、家の中にしまいにくい物を置いておくのにとても便利な土間収納。上手に活用すれば、靴箱などの玄関収納や納戸、物置よりもずっと便利に使えます。この記事では、土間収納の概要やメリット・注意点、土間収納を取り入れる際に考えたいポイントなどをご紹介します。
目次
(イラスト/ホームプロ編集部)
土間収納は、玄関の土間から続いている収納用のスペースです。屋内にあるスペースではありますが、土間と同じように土足で利用するのが一般的。大きさや仕様などで主に以下の4つのタイプが見られます。
棚を中心とするオープン/クローゼットタイプは下駄箱などの玄関収納に近く、部屋のようになっているウォークイン/ウォークスルータイプは納戸や物置に近いと言えます。
(イラスト/ホームプロ編集部)
土間収納とよく比較される「玄関収納」は、下駄箱や、下駄箱と一体化した収納家具を指すのが一般的です。オープン/クローゼットタイプの土間収納と似ていますが、土間収納が「土間部分にも物を置く前提になっている」のに対し、玄関収納の方は上がり框と同じ高さになっていたり、土間との間に底板があったりと「土間部分に直接物を置かない造りになっている」という違いがあります。
「納戸」は家の中にある収納を主目的にしているスペースのことを言います。また、採光性などで「居室」の基準を満たさないスペースは、居室代わりに使われていても「納戸」と呼ばれることがあります。
一方、「物置」は庭など家の外に設置される収納小屋のことを言います。
(イラスト/ホームプロ編集部)
土間収納は、掃除用具やベビーカー、スポーツ用品、収集に出す前のゴミなど、「目につかない場所に置きたい物」や「土などで汚れがちな物」がそのまま収納できます。玄関収納の代わりに靴や傘などを収納したり、納戸の代わりにシーズンオフの家電などを収納したり、物置の代わりに脚立や庭の手入れ道具を収納したりと、それぞれの収納の機能を補えるところが特徴です。
また、自転車や自転車用品、自動車用品、アウトドア用品、サーフィンボード、スノースポーツ用品など、汚れがちでかさばる趣味のアイテムを気軽に収納でき、ウォークイン/ウォークスルータイプの土間収納は、これらをメンテナンスするための場所としても使えます。
納戸がない家や物置が置けない家、納戸や物置だけでは収納力が足りない家も、土間収納があれば収納不足を補うことができて便利です。
下駄箱やシューズクローゼットなどの玄関収納は、靴やレイングッズを収納しやすいよう縦や横に細かく棚が区切られがちで、奥行きも比較的浅くなっているため、大きな物は収納しにくいことが多いようです。
納戸は家の中にあるので、汚れやすい物や濡れた物などは、そのままでは持ち込めません。そのため、実際に収納するのも衣類や室内用の家電など「家の中で使う物」が中心になりがちです。
物置はそもそも、家の外に庭など「物置を設置するための場所」が必要です。また、家の外に出て利用するため、悪天候だと収納場所へのアクセスも悪くなってしまいますし、夜間は照明なども考慮する必要があります。
こういった点をデメリットに感じている場合は、土間収納を作ることでより快適に収納できるようになるでしょう。
(写真/PIXTA)
土間収納は屋内に設けるため、リフォームの際には、既存の居室スペースが土間収納に取られて狭くなることもあります。
また、費用面でも注意が必要です。土間収納は、室内にウォークインクローゼットや納戸などの独立した収納を設ける場合より費用を抑えられるケースもあります。その一方で、玄関のみを作る場合や玄関収納を設ける場合よりも、玄関部分にかかる費用がかさむ可能性も出てきます。
汚れたまま、濡れたままの荷物を持ち込めるのは土間収納の大きなメリットのひとつですが、持ち込めるからといって、そこが汚れないというわけではありません。土間収納自体はもちろん、土間収納へ入る際に経由する玄関も汚れやすくなるので、こまめに掃除するよう気を配る必要があります。
また、土間収納は得てして「居室に置き場のない物をとりあえず置く」場所にされがち。あらかじめ何を収納するかを見通して「収納計画」を立てておかないと、気づかないうちに収納しきれず物が溢れたり、捨てても構わない物をしまい込んだまま誰も整理せず「デッドスペース」化したりする可能性もあります。
(写真/PIXTA)
土間収納の注意点でも挙げたとおり、土間収納は「何をどれくらい収納するか」をある程度長期的な視点を持って考えておかないと、とりあえず置いた物で溢れかえったり、逆に使わない物を置きっぱなしにして、デッドスペース化したりしがちです。
例えば「ベビーカーが置けて便利」なのは、子どもが小さいうちのほんの数年のこと。年齢を重ねたり、子どもが成長して家族構成が変化したりするうちに、レジャーや趣味の道具も不要になっていくことが考えられます。「今置いている物」の後に何を置くか、土間収納の役目が終わった後のリフォームなどもある程度考えた上で、収納計画を立てておきましょう。
収納する物や量、必要な環境によっては、土間収納よりも他の収納方法の方が適していたり、予算を抑えられたりすることも考えられます。土間収納と設置場所が近い玄関収納、居室に近い形で使える納戸、庭がある場合は物置、車を持つ場合はガレージに収納を組み合わせるといったように、他の収納手段とも使い勝手や費用などを比較してみましょう。
一言に土間収納といっても、その大きさは小さな下駄箱程度から中を歩き回れるものまでさまざま。バーベキューセットやゴルフバッグなどの大きな物をいくつも収納するつもりが、作ってみたら収納スペースが足りず、ちょうどいい使い道がなくなってデッドスペースに……なんてことは避けたいものです。
「実際に収納したい物を収めてみる」といったシミュレーションは難しいかもしれませんが、経験豊富なリフォーム会社とも相談しながら、土間収納に必要な広さと自宅の条件で作れる広さ、玄関や居室の広さとのバランスなどを考えていきましょう。
冒頭で説明した通り、土間収納は「オープンタイプ/クローゼットタイプ」、「ウォークインタイプ/ウォークスルータイプ」で大きく4タイプに分けられます。また、扉の種類だけでも開き戸・引き戸・ロールカーテンなどさまざまなパターンが考えられます。
玄関や廊下からの土間収納の見え方、玄関と土間収納の空間をどの程度仕切るのが快適か、換気対策をどのようにしていくか、収納したい物の出し入れをどのように行うかなども考慮して、入り口のあしらいを決めていきましょう。
土間収納は空間だけを作っておき後から棚を入れて整理することもできますが、収納する物がある程度決まっている場合はそれに合わせて棚やハンガーポールなどを造り付けておくと、収納家具などの用意も省けて便利です。
「玄関から靴のまま入ってハンガーにコートをかける」、「ベビーカー置き場の上のスペースに子どものお出かけアイテムを収納する」など、実際の暮らしをシミュレートしながら考えてみましょう。
ウォークスルータイプでシューズクローゼットを兼ねる土間収納などでは、足元を汚さずに靴を脱ぎ履きできるスペースがあると、外出時や帰宅時などに便利です。また、こうした「土間からちょっと上がれる」スペースがあれば、土間に直置きしたくない収納品を収める際にも活用できます。
こうしたスペースが必要か、また必要な場合は、あらかじめ土間収納の一部に床を造り付けておくのか、後からすのこを置くのかを考えておきましょう。
オープンタイプやクローゼットタイプの土間収納であれば照明は玄関とある程度は兼用できますが、ウォークイン/ウォークスルータイプの土間収納は中が暗くなりがちですから、専用の照明も欲しいところ。もちろん後からクリップライトなどを設置することもできますが、近くに余分なコンセントがなく居室の近くまで電源コードを引き回すようなことになると少々厄介です。
土間収納の中にコンセントが設置されていると、照明に使えるのはもちろん、電動自転車やコードレス掃除機などのバッテリー充電が土間収納内でできて便利です。除湿器やサーキュレーターなど、換気のための家電も気軽に使えます。
オープン/クローゼットタイプの土間収納であれば、コンセントを設置することで玄関に電飾付きのクリスマスツリーなどを飾ることもできますよ。
汚れやすい物や、濡れた物などを収納することが多い土間収納ですから、きちんと考えておきたいのが「換気」の問題。
換気が悪いままだと、臭いがこもったりジメジメしてカビ臭くなってしまったりすることがあります。さらに、湿気で収納品にカビが生えて傷んでしまう可能性も。
換気を十分に行うには、専用の換気扇を付けるなど造り付けの設備を用意した方がいいのか、コンセントを設置して除湿器やサーキュレーターなどの家電でまかなえるのか、リフォーム会社とも相談しながら検討していきましょう。
(写真/PIXTA)
子どもが小さいうちはベビーカーやバーベキュー用品などを収納しておき、子どもが大きくなったらスポーツ用品や趣味のアイテムを……と、上手に計画すれば長い間便利に使える土間収納。まずは「何をどう収納したいか」をきちんと整理して、施工経験が豊富なリフォームのプロにも相談しながらじっくり考えてみるのがおすすめです。
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