リフォーム会社紹介
(匿名で申込む)
マイページにログイン
(会員・商談ページへ)
会員ページでは、お申込みいただいた内容に対応できるリフォーム会社を紹介しています。各社の会社情報、評価・クチコミの閲覧や、メッセージのやりとり(商談)ができます。
目次
追い焚きとは、お風呂で浴槽のお湯が冷めてしまった場合に、浴槽に入ったお湯を温め直すことです。追い焚きの機能が付いていないお風呂では、一度浴槽内の冷めたお湯を捨てて蛇口から温かいお湯を追加する必要があり、水を無駄にしてしまいます。追い焚きができるお風呂は冷めたお湯をそのまま温められるので、水を追加する必要もなく水道代など光熱費を節約することができます。
追い焚き機能には大きく分けて「フルオート」と「オート」の2つの種類があり、フルオートは「お湯はり・追い焚き・保温・足し湯」の4つが、スイッチを一度押せば全自動で機能します。オートは「お湯はり・追い焚き・保温」の3つが全自動で機能します。
24時間風呂は浴槽のお湯を浄化し循環させ、その名の通り24時間いつでも快適な入浴が可能なお風呂のこと。お湯の浄化・循環・保温の3つが機能し、浴槽のお湯を常に清潔に保ちます。浴槽のお湯は循環し、複数のセラミックス系のろ材や繊維状のもの、天然の石など複数のフィルターを通して浄化されます。メーカーによっては水処理システムなどと同様の微生物浄化と同じシステムで、お湯を浄化しているものもあります。24時間風呂の場合、お湯が常に浄化されているので、浴槽が汚れにくいというメリットもあります。
追い焚き風呂はお湯を温める機能が基本で、浄化機能はありません。
自宅のお風呂に追い焚き機能を追加する場合、主に3つの方法があります。現在の自宅浴室の状態により可能な方法が異なるので、リフォーム会社に浴室を確認してもらうことが必要です。
3つの方法と費用について見ていきましょう。
現在の浴槽に追い焚き機能を追加するためには、通常の浴槽に穴を追加して浴槽のお湯を給湯器に送れるようにし、給湯器と浴槽をつなぐ配管工事をすることで追い焚き機能を追加することができます。工期は約1〜3日で終了し、費用相場は約30〜60万円程度となります。
浴槽だけでなく壁に穴を開ける必要があることもあり、また給湯器までの距離が浴室から遠い場合は費用がかさんでしまうこともあります。マンションの場合は壁に開けるような大掛かりな工事を認めていないこともあるので、一度確認するようにしましょう。
現状、追い焚き機能が備わっていなくても、浴槽や浴室がすでに追い焚き機能付きの給湯器使用に対応している場合があります。その場合は穴を開ける必要なく、追い焚き機能を使えるタイプの給湯器に交換する工事を行います。
給湯器本体の取り外しや取り付け、配管などで約20万〜40万円です。1日程度で作業は完了します。
ユニットバスや浴槽をまるまる交換することで、追い焚き機能を追加する方法もあります。
追い焚き機能を追加したいと思っても浴槽の素材によっては穴を開けられないこともあり、例えばコンクリートや人工大理石では穴を開けられません。また檜や古すぎるバスタブも穴を開ける工事で浴槽が崩れてしまう可能性があり、穴開けが困難です。
ユニットバス自体の交換費用は約80〜100万程度が相場となり、工期も1週間前後と時間がかかります。バスタブを交換する場合は追い焚き機能対応の給湯器も同時に必要で、費用相場は約30〜60万程度。これらの方法は、ユニットバスやバスタブのグレードによって大きく幅があります。
マンションの浴槽に追い焚き機能を追加する工事をする場合、マンションの規約上、工事ができない場合があります。
中古マンションなど築年数が20年以上経過しているマンションのお風呂のほとんどに、追い焚き機能は付いていません。追い焚き機能を追加するとなると配管や給湯器の工事が必要ですが、古いマンションの場合は配管自体が追い焚きに対応する形になっていないことも多く、そうなると大規模な工事になる可能性もあります。占有面積内の給湯器や浴室内などの交換であればリフォーム可能ですが、廊下など共有部分にあることが多い配管を工事するのは壁などに穴を開ける必要もあり、マンションの規約上、難しいこともあるでしょう。
実際に追い焚き機能を追加する場合の工事内容と工期について見ていきましょう。
追い焚き機能には2本の配管が必要で、後付けで追い焚き機能を追加する場合、主に「浴槽に穴をひとつ追加で開けて配管工事を行う」「給湯器自体を交換する」というふたつの工事が必要となります。それ以外にも壁や床に穴を開けたりする必要もあり、壁クロスの張り替えなど内装的な工事も必要となります。
各工程における工事の具体的な作業は、どのような内容なのでしょうか。
まず給湯器本体が追い焚き機能に対応しているかどうかを調べます。対応していなければどの給湯器にするかを確認しますが、給湯器のおすすめは壁にかけられるなど、どこでも設置できる「設置フリー」のタイプ。設置フリータイプであれば無用に壁に穴を開けることもなく、配管しやすい場所に設置することができます。
追い焚き用に施す配管経路を確認、確保します。この作業が追い焚き機能を後付けするにあたって一番難しい部分で、できるだけ最小限に壁や床を剥がして配管を確認します。
この作業は技術や知識が必要となり、現地調査だけでは見極められないこともあります。特に配管が特殊なマンションなどの場合、詳しいリフォーム会社に依頼しないとむやみに大工事となってしまい、費用が高くつく、あるいは工事自体が不能という事態になってしまいます。
通常、給湯器とお風呂の間には脱衣場があるため、配管工事のために脱衣場の壁や床は一度剥がすことが前提となります。そのため脱衣場の壁や床の張り替え作業も、配管工事と同時に発生します。
古い給湯器を撤去し、新しい追い焚き機能付き給湯器に交換します。
給湯器を配管の前に交換しておけば、工事中でもキッチンでのお湯使用に支障はありません。
先に確保した配管経路に、配管を通していきます。給湯器からお風呂場の浴槽まで、床下・壁の中に配管を通しつなげていきます。途中でつなぎ目などがあると経年劣化などで水漏れなどを起こす可能性があるので、つなぎ目は作らず一本の配管で行います。
配管工事をするために剥がした壁や床のクロスなどを張り替えていきます。洗面台ごと移動させることも多いので、移動した洗面台を戻す際に水漏れがないかなどをしっかりチェックします。ここまで終了すれば、追い焚き機能の後付け工事はほぼ完了。作業したその日から、お風呂の追い焚き機能を使うことができます。
古い給湯器や配管など、追い焚き機能追加工事で出た廃材などを処分しますが、そのために廃材処分費用が発生します。配管がしにくいなど、廃材が多くなると処分費用も高くなります。
工期は配管の難易度に左右されます。配管がしやすい場合や給湯器の変更のみの場合は1日、配管が難しい場合は3~4日かかる場合もあります。特にマンションの場合、管理組合への規約確認や許可などもあるために、確認から工事完了まで工期が長めになる可能性があると考えておきましょう。
冷めたお湯を捨てることなく、光熱費を節約しながらお風呂に入ることができる追い焚き機能は大変便利です。今回紹介した内容は一般的なもので、実際の費用や工期は現地調査をしてみないと分かりません。追い焚き機能の追加工事が最小限の費用と工期で済むかそうでないかは、施工するリフォーム会社によって変わってきます。必ず複数社に現地調査・見積もり依頼を行い、信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
リフォームの情報サイト「ホームプロ」では、リフォーム会社への一括問い合わせや多くのリフォーム実例をご覧いただけます。ぜひそちらも参考にしてみてください。
信頼できて予算に合って評判がいい…、そんなリフォーム会社を自分で探すのは大変です。
ホームプロでは加盟会社を中立の立場でご紹介しています。
2001年のサービス開始以来、多くのお客さまにご利用いただいています。
利用者数
※2023年4月~2024年3月
昨年度のご成約
ホームプロでは、これからリフォームされる方に“失敗しないリフォーム会社選び”をしていただけるように、「成功リフォーム 7つの法則」をまとめました。ホームプロ独自のノウハウ集として、多くの会員の皆さまにご活用いただいております。
ライフスタイル別のリフォーム
こだわりのリフォーム
ご予算にあわせたリフォーム
リフォームの知恵
住まいの機能・性能向上
リフォームなんでも事典
リフォームには定価がありません。適正価格を知るには複数社の見積もりを比べるのがポイント。
予算や条件にぴったりの会社をご紹介します。