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目次
居間(リビング)や寝室は長時間過ごすスペースですから、家の他の部位とは違う視点からバリアフリーメンテナンスを考える必要があります。
居間(リビング)は高齢者だけではなく家族を含め、家族全員が快適に過ごすことができるよう、リフォームの計画段階から設計・仕様などをじっくり検討することが大切です。また寝室はベッドの高さをはじめ、身の回りの物を置く適切なスペースの確保や、就寝中に健康状態が急変した時の緊急措置・安全対策などについても検討しておく必要があります。
高齢者にとってはもちろん、家族一人ひとりにとってもくつろげる環境づくりがなによりも大事です。バリアフリーリフォームのポイントには、次のようなものがあります。
これはバリアフリーリフォームの基本ですが、居間(リビング)でも同様です。大きな段差はもちろん、ささいな段差も「つまずき」や「転倒」の原因になります。
腰を降ろす際、あるいは立ち上がる際に掴める手すりがあると体に負担を与えません。
床材はすべりにくく、将来車イスでの移動にも耐えられる素材を採用しておきましょう。
冬場のヒートショックによるトラブルを避けるため、フロアを健康にもよい床暖房に変えることも検討してみてください。
寝起きする寝室と居間(リビング)を、できれば同じ階の同じフロアに配置すると体力的な負担が軽減できます。
寝室は将来介護や介助を受けることも想定して、バリアフリー化をしておくと工事の二重手間やコストを抑えられます。リフォームのポイントは次のようなものです。
寝室の出入り口、および寝室内の段差をなくす。これはバリアフリーリフォームの基本ですが、寝室でも同様です。
寝室の出入り口やベッドサイドなど、必要な箇所に手すりを設置しましょう。
介助が必要になった場合も想定して、介助者が動きやすく、また本人の生活動作を容易に行えるような、ゆとりのある広さを確保しておきましょう。
ヒートショックを避けるため、フロアを床暖房に変えることも検討してみてください。
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※2023年4月~2024年3月
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