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全面リフォーム時に考えるバリアフリー
住まいのバリアフリー化は、床、階段、廊下、部屋の配置など、住宅の基本的な部分が多いため、リフォームも比較的大がかりな工事になることがあります。
高齢になってから住まいを大改修するのは、精神的にも経済的にも大変。
早いうちから住まいのバリアフリー計画をたてておきましょう。
『バリアフリー』と一口に言っても、住む人の身体状態によって必要となることは異なり、住みやすさにも個人差があります。
自分の体がどのように衰えるか予測することはできませんが、基本的なことを押さえ準備しておくことで、将来に備えることができます。
今は必要なくとも、全面リフォームする際には、ぜひおさえておきたいバリアフリーのチェックポイントをご紹介します。
バリアフリー・リフォームの基本
- 移動の障害となる段差などをなくす。
- 広さにゆとりを持つ。
- 住宅内の温度差をなくす。
- 十分な換気を行う。
- 導線を単純化する。
浴室のバリアフリー・リフォームのポイント
- 脱衣所と浴室の段差を少なく(20mmまで)する。
- 洗い場・脱衣所の広さを十分にとる。
- 浴槽は浸かったとき体が滑り込みにくい、体への負担の少ない和洋折衷型使用する。
- 浴槽への出入りや、洗い場での立ち座りを助ける手すりを取り付ける。
- 浴槽はまたぎやすい高さ(30〜45cm)とする。
- 冬も部屋と浴室の温度差が少ないよう、浴室暖房乾燥機を設置する。
- 滑りにくい床材を使用する。
- 割れると危険なガラス製のものは使用しない。
浴室は水濡れ、石けん、洗面器など転倒の要素が多く危険な場所です。
無防備な裸でもあり、事故が起こると大きなケガをしやすいといいます。
事故が起こらないよう特に安全性に配慮する必要があります。
また介護が必要となった時、介助する人のスペースが必要となるため、広さを十分にとっておくことも大切です。
トイレのバリアフリー・リフォームのポイント
- 洋式トイレを採用する。
- 出入り口の段差をなくす。
- 扉は引き戸か外開き(廊下側へ開くもの)にする。
- 立ち座りを助ける手すりを設置する。
- または将来手すりを設置しやすいよう、取り付けるスペースをとっておき、壁に下地を入れておく。(手すりを取り付けると、壁から7〜10cmほど出っ張る)
- 滑りにくく掃除しやすい床材を採用する。
部屋との温度差が大きいことや、力みによる血圧の急激な変化、脈拍の急増などによって、お年寄りが倒れることが多いと言われるトイレ。
できれば暖房器具を設置し、温度差をなくします。
夜間にトイレに行くことを考えて、トイレの場所はなるべく寝室の近くに設置し、経路に段差などが無いように考慮しましょう。
汚れや臭いのつきやすいトイレですが、狭く奥まで掃除しにくい場所でもあります。汚れの付きにくい素材や抗菌性のもの、脱臭機能が付いているものなどを上手に使いましょう。
廊下のバリアフリー・リフォームのポイント
- 部屋と廊下の段差を解消する。
- 車いすが必要となった場合を考え、廊下の幅を850mm以上確保しておく。
- 移動を助ける手すりを設置する。
- または将来手すりを設置しやすいよう、取り付けるスペースをとっておき、壁に下地を入れておく。(手すりを取り付けると、壁から7〜10cmほど出っ張る)
階段のバリアフリー・リフォームのポイント
- 勾配を緩やかにする。
- 蹴上げ(段差)は小さく、踏み面は広くとる。
- 転倒した時一気に落下する直線階段を避け、U字階段にして途中に踊り場を設ける。
- 昇り降りの負担を助け、転落を防ぐ手すりを設置する。
- 足元灯を設置する。
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