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二世帯同居といえば、ついイメージしてしまうのが嫁姑問題。ところが、最近は少し様相が変わってきました。同居を楽しもうという人が増えてきたというのです。といっても気をつけるべきポイントはありそう。トラブルを避けて楽しく同居するコツを聞いてきました。
「二世帯同居の住み分けノウハウが一般に浸透してきたのが大きいと思います。昔は『仕方がなく同居』が一般的でしたが、いまは子世帯も望んで同居し、そのメリットを活かして、女性がイキイキと働くようになったり、子育てをともに楽しんだりしているケースをよく見かけますよ」と、二世帯のリフォーム事例にも多く接しているYuuさん。
「そもそも同居は、近居に比べると、住まいを探すのに手間がかからないし、取得コストも安くすみます。最近では税制面の優遇も受けられるようになりましたし」と、そのメリットを述べています。
上の図左から右へ、設備を分離するほど生活を分けやすく、玄関を2つ設ける完全分離型は、将来賃貸住宅にも転用しやすい
トラブルなく同居するために分けたい設備として、Yuuさんがまず挙げるのはキッチン。
「多くの場合、食事の時間帯や料理の好みも違うでしょうから。スペースがなければどちらかがミニキッチンでも。お風呂に入る時間帯も違うでしょうから浴室も分けましょう。ただお風呂は1つだと、掃除の手間を分担できるのでいいという考え方もありますね。また自分たちだけでくつろぐ場所も必要なので、狭くてもリビングを別に設けるほうがよいでしょう」
このほかにYuuさんが事前に気づきにくいところとして挙げるのが、洗濯機。
「例えばフキンと洋服は一緒に洗いたくないなど、洗濯は実は個人の志向性が強く出るところなのです」。確かにうっかりしていると気づかないまま洗濯機を共用することになり、後で後悔しそう。気になる人は忘れずに洗濯機置き場を追加しておきましょう。
また、そのほかに見落としがちなものとして郵便ポストを挙げる。
「郵便物って個々のプライバシーにかかわるものですよね。それぞれに設けたほうがいいです。それと寝室のプライバシーが気になる方はドアにカギを。ただ、こうした繊細な部分については、直接親に伝えにくいですから、リフォーム会社の担当者にあくまで客観的な意見として伝えてもらうのがいいでしょうね。そのためには二世帯の要望は両世帯一緒にではなく、父、母、夫、妻、それぞれが個別に担当者に伝えるのがいい。それが本音をプランに反映させるコツなのです」とアドバイスしています。
生活していて気になりそうなところは、あらかじめ分離を。プライバシーの確保がポイント
プランニングについては、「リフォームでは限られた面積に玄関、階段も2つにする完全分離は難しいことが多いでしょうけど、玄関が1つのままでも1、2階で住み分ければプライバシーが守りやすいです」とYuuさんはいいます。
ただ上下分離の場合、気をつけなければいけないこととして、階上からの騒音と階下から上るニオイの問題を挙げます。
「上に子世帯が住む場合、床の遮音性を上げる工事をしておきたいですね。また、料理のニオイも住んでから気になりがちなことの一つ。上の階の部屋に下のキッチンからのニオイが流れないなど換気計画をきちんとしましょう」
また、よくいわれることですが、親の寝室の上に子ども部屋があると音が響きやすいので、間取りにも配慮したいものです。
「二世帯同居は人によって正解が違います。ぴったりのプランニングで楽しく二世帯ライフを送っている例をいくつも見てきましたが、そうなるには二世帯プランに精通し、個人の要望をしっかり聞いてくれるリフォーム会社を選ぶことが大事」と、Yuuさんは会社選びの重要さを強調しています。
就寝時間も違うので、子ども部屋を親の寝室の上に設けないよう気をつけたい
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