現在のマンションの住まいをリフォームして間取りを変えようと考えていますが、部屋数はできるだけ多く取った方が得なのでしょうか。
マンションの場合はあくまで専有面積が何平方メートルあるかで考えるべきです。
部屋数が多い方が、家も広いと思われがちですが、マンションの場合はあくまで専有面積が何平方メートルあるかで考えるべきです。そして同じ専有面積なら、部屋数が少ない方が一部屋当たりの面積が広くなり、のびのび暮らせます。
たとえば、70平方メートルで4LDKだとします。これを浴室・トイレなどのスペースを考えて単純に6で割ると、一部屋当たり約11.7平方メートル(約3.5畳)しかないことになります。個室ばかりたくさんあっても、あまりにもこま切れの家になってしまいます。こうした場合は3LDKに直してゆったりと使うというのも一つの有効な方法です。
また、マンションの角部屋でもないかぎり、南向きの部屋といっても、玄関に近い部屋の窓は北向になります。こういう場合は南向きの部屋との間仕切り壁を取り払うことによって、日光が入るようになり、風通しもよくなります。